スリランカのいろは坂を越えて
「遠くへ行きたい」⑥
こんにちは。
6月ですね。雨が降って意外に冷える時は、暖かい紅茶がより美味しくいただけます♪
今週のお題は切り替わりましたが、「また行きたい遠くて近い国」、スリランカをしばらく書いています。
いざメインの茶畑の産地「ヌワラエリヤ」へ。
スリランカに来た経緯などは過去の記事を参考にしてくださったらうれしいです。
「ヌワラエリヤ」
赤道近くのインド洋に位置するスリランカ島。その中央から南部にかけては、標高2000m級の山脈が連なり、ここはその中でも一番標高の高い山間の台地です。
セイロンティーの中で私が一番好きで華やかな香りのお茶が作られる産地です。
ガイドさんのワイルドな運転に苦笑いしながら、昔日本に住んでいたとかたわいない話をしながら、また長い山道ドライブが続きます。
「日本のカレーライスは、スリランカのカレーとはまったく違う料理だけれど、うちの子供も好きなんだ。」とか。
日本が懐かしいようで、事前にお土産で欲しいものリサーチをしたら、ふりかけとか、カレールーとかでした(笑)
景色がだんだんと町から山に変わってきたと思ったら、ぐんぐん高度を上げて、お茶畑が見えてきます!急な傾斜に一面お茶畑。車内もあっという間に寒くなってきて、高地らしい清涼な風が吹いてきました。
相方の車酔いも気になり出した頃、ここは苺の産地だからとガイドさんが路肩に出しているお店に立ち寄りいったんお買い物がてらに休憩しました。外に出るといっそう涼しい風が気持ちよく、酔いも醒めていきます。私はお茶畑に高揚しているからか、そこまで酔ってはいなかったけれど、正直あの高低差はなかなかでした。途中通りすがった
長距離路線バスは、後ろの子が窓から頭をもたげてグロッキーになっているのもおかまいなしにすごい勢いで麓へと降りていきました(汗)
休憩がありがたい。。
ここでお店を手伝っている少年がおじいちゃんと近づいてきて、何かお土産にくれないか?と。ボールペンとか何でも日本のものだったらいいのだそうで。。しかし、わたしは飴玉ひとつも持ち合わせていなくて、こういう時、ちょっとした物がポケットに入っていたらいいのにな!と思いました。あの少年にとって日本を身近に感じられるきっかけが作れたらよかった、なんて私のエゴですね。。
茶畑が夕焼けに染まる中、またひたすら山道を走り、、、到着したのが、こちらのお宿です。
標高が高いので、雲がかかると湿気もありとにかく寒い!!ガイドさんが一番眺めのよい部屋をと、離れの部屋を予約してくれたのですが、お風呂のお湯が出なくて、暖房も小さなストーブひとつ。せっかくだけれど荷解きする前に変えてもらいました^^;ポーターさんに夜遅くに急な外階段を荷物を上げ下ろしさせてしまったにも関わらず、やはりピュアな笑顔。ありがとう、ごめんなさい!
雲に町の明かりと夕日が反射して、ピンク色の景色に。
この気温の高低差と深い霧が駆け上る傾斜が、美味しいお茶を作るんだ~とひとしきり堪能しました^^