環境も人も素朴で美しいスリランカのリティガヤ
今週のお題「遠くへ行きたい」⑤
こんにちは。
また行きたい遠くて近い国、スリランカを取り上げてしばらく書いています^^
この日はまる一日、ここにステイして満喫しました。
じつはこのお宿は、「アーユルヴェーダ」の施術が受けられる施設なのです。
古代インド発祥の医学(厳密に言えば医学だけではないのですが)でスリランカでも独自に発展を遂げ、スリランカ国民にとっても身近な「アーユルヴェーダ」。
ご存知の方も多いと思いますが、私なりの解釈で簡単に言うと、
「アーユルヴェーダ」とは、
本来の自分に戻っていく為の衣食住、生活全般、もっと言ったら人生全体の「知恵」
のようなものだと思っています。
その中のごく一部分が、日本でも有名なオイルトリートメントだったり、眉間に温かいオイルを垂らすシロダーラだったりなのです。本格的に体験しようと思ったら、1週間~1ヶ月と長期で滞在がお薦めのようですが、今回のメインは茶畑なので、やむなく今回は一日体験のみにしました。
しかし、この環境だからか、ハーブが新鮮で手作りだからか、一日だけでも日本で受けるエステ感覚のトリートメントとはまた違う感覚になりました。
なんだか、神聖な感じがするというか。。
スタッフの方々も、スタッフやセラピストというよりも僧院の人みたいな雰囲気。誰とでもささやくように話し、静かに立ち振る舞い、いつも落ち着いていて素朴で、それでいて生き生きしていて自分自身にリラックスしているような。
アーユルヴェーダを日ごろから実践している人は、こんな素敵な感じをまとうようになるのか~と勝手にしみじみしました。私もこのような人でありたいな、と尊敬しました。
ドクターの診察を経て、オイルトリートメントを受けて、ほぼ裸でベンチに座ってボーっと草原を眺めたり、開放感のあるハーブのお風呂に入ったりする間中、原っぱからやってくる風のさわやかさに何度も感動しました^^
もちろんすっかり疲れも癒されてリフレッシュ!なんだか、自分の性格が優しく良くなった気がしました!(気のせいですかね!笑)
暑い地域にも関わらず、驚くほど快適に過ごせたのは、自然環境をうまく活用して
デザインされた昔ながらの建築やロケーションのすばらしい恩恵だったのだろうな~
と改めて思います。そして、重要なのがそこに居る人達の魅力。
茶畑からは遠いけれど、また訪れたい場所でした~
⇒http://athreyaayurvedaashram.com/
次回は、お茶の産地をご紹介します^^